ディストピアとポストアポカリプスが混在する野心作。 先進国の利権が渦巻く架空の近未来国家で『七つの大罪』めいた警告が事件を呼ぶ。 主人公がカトリックの信者というのがアクセントを効かせている。 詳細本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
とても興味深く読ませていただきました。深遠なテーマを扱いながらも、すごくわかりやすく簡潔にまとまっているように感じました。ただ難点をあげるならば、長編で読みたい…!作中のキーワードである7つの…続きを読む
近未来、先進国の都合により、内戦に巻き込まれたアザニアという国の復興と再開発による、またもや先進国の都合による格差を前提とした社会。 そのなかで、人が生きるうえでの立場のちがいが、そのまま行き…続きを読む
魅力的な人物と作り上げられた世界、そこでの謎を追う物語。短編にしておくにはもったいない題材で、もっと長いものにしていただいて、じっくりと味わいたい、そういう作品である。特に近未来(?)の架空の…続きを読む
内戦の爪跡が深く残るアザニアに立つ、ストロナペスと呼ばれる超高層ビル。その姿は美しい天空城でもあり格差社会の象徴でもあった――。消滅した国の復興に交錯する思惑たち。それを本当に望んでいるのは…続きを読む
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