概要
愛しき人たち そして愛しき心は 永遠に
万葉集は現存する我が国最古の歌集。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!言葉が心を永遠につなぐ
万葉集の解説です
相聞歌を中心として多数の歌を分かりやすく解説されています
1300年以上前の人々の思いが歌になったのですが
そこに語られる心は今の人と変わることがありません
ここにおどろきがあります
万葉集を読んで感じる「何か」とは?
それは言葉に心をつなぐ力があると感じさせてくれることだと思います
親しい人と話したのなら相聞
誰かが去ることを悼む心は挽歌
四季が耳目についたなら雑歌
日常自然に出る言葉に時代も身分も飛び越えられる心が宿る
こう感じた時詠み人知らずの歌と現代との間に壁はなくなります
寒い熱いのあいさつにも力が宿ると思えます
話せば文学になる
万葉集は言葉の…続きを読む