第4話 確信犯
第1話で出た「確信犯」ですが、これも最近、気になる使い方が見られます。
本来の意味は「自分が行なう事は、たとえ違法とされていても、絶対に正しいことのはずだ!」と「確信」して行う犯罪者なんですよね。
なので、政治犯とか、そこから高じたテロリストなどが該当します。本人の主観では「正義」なんですよ。客観的にはどうあれ。
ところが最近よく見かけるのが「悪いと知っていてあえてやる」という意味。
まー、言葉の意味なんて時代によって変わって行くので、そのうちこちらが正しいことになるんでしょうけど。
「オマエ」「テメエ」「キサマ」なんて、まさにそれですよね。今では相手を罵る言葉ですが、元は相手を敬ったりへりくだる呼び方でしたから。
それぞれ、漢字で書けば「御前」「手前」「貴様」。良い意味しかないんですね。表意文字万歳。
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