第14話 言語

 異世界物を読んだり観ていると、色々な用語が出て来ます。異国情緒を出すためにカタカナ表記だったりしますね。

 で、大半は英語なのです。「電撃ライトニング!」みたいに。

 まぁ、日本人にとって英語は一番身近な外国語なので、異国情緒を添加するには手ごろですね。何と言っても、手軽に楽しめるのが「ライトノベル」ですから。


 ところが世の中には猛者もいらっしゃって、異世界の言語を大真面目に作っちゃう人もいます。単語レベルではなく、文法から何から全部。

 こうなると、主人公以外の全員のセリフが全く未知の言語で、主人公は自分の語学知識を駆使して必死に解読していく。これが物語の根幹となってしまう。

 凄いですよね。主人公の行動で見える世界が広がるのは、異世界物の王道ですが、セリフひとつからそれが始まるわけです。


 まぁ、「読みやすさ」という点に関しては最悪かもしれませんから、万人向けとは言い難いのでしょうけれど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る