病んでいる人のメンタルを描いた作品。ギャグっぽいお話の多い作者さんだと思うんですけど、他のお話との落差がすごいなと思いました。
コーヒー飲みながら……とかはおススメしません。コーヒー、冷めちゃいますからね(笑)
まるで、すぐ目の前で語られているかのような語り口調に、身動きが取れなくなるような緊張感を感じます。文章力の高さをうかがい知ることが出来ます。 特にこの作品の主人公が女性であるだけに、余計に男性である自分に突きつけられているような感覚になりました。逃げようとしても、心臓を掴まれて逃げられない。例えるならば、そのような感覚です。 これがもし読み手の方が女性であると、また違った捉え方になるのかも知れません。 興味を持たれた読者さまは、是非一読してみてください。文章から独特の緊張感を味わうことが出来るかと思います。
脱帽です・・・猫浪漫さま、ほんとに、只者じゃない・・・キレキレですね!ミステリーに引き込まれます!個人的には短編って物足りなく感じて、読んだ気がしないことが多いのですが、こちらの作品は5話というボリュームながら、深く入り込ませてくれますね。ストーリー展開も納得で唸らされます!古い時代の女性風な文体も、ある種の雰囲気を完コピ的な・・・平成の終わりかけにこの味わい、好みの人にはたまらないです^^なんと、6年前の作品とのこと。鬼才ですね・・・猫浪漫先生と呼ばせて下さい!
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