概要
工業高校卒。魔王「貧困」を倒します。工業化を武器に!
日野清は工業高校建築科の卒業生。大手工務店への就職も決まって、希望に満ちていたある日、爆破テロに巻き込まれて死亡。
気がつくと、妙に東洋風な異世界に、幼児として転生していた。
開き直って、持ち前の技術と知識を活かし、生産チートと思ったら。
木材すらろくにそろってない、工業力無さすぎなお国柄。
・・・異世界なのに、ここって半島のアノ国?
「貧困」という名の魔王が荒れ狂うこの世界で
ゼロから始める工業化の奮闘が始まる。
基本、淡々とモノ作りに専念しますが、次第に時代の波に揉まれていきます。
気がつくと、妙に東洋風な異世界に、幼児として転生していた。
開き直って、持ち前の技術と知識を活かし、生産チートと思ったら。
木材すらろくにそろってない、工業力無さすぎなお国柄。
・・・異世界なのに、ここって半島のアノ国?
「貧困」という名の魔王が荒れ狂うこの世界で
ゼロから始める工業化の奮闘が始まる。
基本、淡々とモノ作りに専念しますが、次第に時代の波に揉まれていきます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!しっかりした世界観がある
電気や自動車が当たり前に走っていて、水道をひねれば当たり前に水が出てくる現代。
しかしその仕組みや、そこに至る先人の苦労を分かっていない人がほとんど。
かつて、ものづくりやエンジニアが世界を変えて来た。
今はありがたみが薄れてしまったが、このような世界があったし、今もあるのだろう、多分。
工業の始まりのくだりでは、少年の頃読んで感激したジュールベルヌの「神秘の島」を思い出した。
そして読み進めると、単に知識だけではなく、生産性をあげて貧困をなくすこと、または経済や交易を盛んにして世の中全体を豊かにすること、為政者のなすべきこととしてはならないことなど、現代でも考えるべきテーマがバックに…続きを読む