第7話いつもの朝

ラジオの生放送があった次の日。


私は学校にいくために起きて早々に着替え始める。


でもその前に…下着を脱がないと。


今私は女の子用の下着を履いている。

学校に行くときは男の子なんだからもし見つかった矢先には…私の学校でのいや、全てにおいて居場所がなくなってしまう。


そんなのは嫌だから私は下着を脱いで、男用のパンツに着替える。


そして制服を着る。

けど…

やっぱり胸が苦しい。


そう、私の胸は何故か大きい。

遺伝かなぁ?


私はそのまま朝ごはんを食べるためにダイニングへ向かう。


「あっ、カノンおはよう」


「おはよ、姉」


私はそのまま椅子に座ってもぐもぐと朝ごはんを食べ始めた。


「ご馳走さま」


「うん、時間もないし歯磨きしちゃて!もうカバンとかは玄関に用意してあるから!」


「うん…」


私は姉に言われた通り歯磨きをしてそれから玄関にいく。


「姉、準備出来たよ」


「わかった、じゃあ…いつものしようか?」


そして私は姉がいつものをやりやすいように準備する。


「じゃあ…いくね?」


「ん」


私と姉は唇を重ねた。


「…チュ…ンッ…ンハッ…ンッ」


そしてそれに収まることなく、次は舌も絡め合わせる。


そんなことが五分くらい続き…


「じゃあ、姉、行ってくる」


「行ってらっしゃい、きりん」


俺はきりんとなって学校へ向かった。

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