第17話 女心は分かりません!

次の日。


いつも姉とやることを済まし、俺は学校にに来ていた。


俺は教室に入り自分の机へと一直線。


誰にも気づかれないように座る。


「ちょっと、きりん!」


が、気づかれてしまったらしい。


俺の前には、結花奈が立っている。


「あの、結花奈どうしたんだ?」


「どうしたんだ?じゃないわよ!昨日は何でこなかったのよ!」


何でこんなに起こってるんだ!?


昨日、赤宮 カノンとして行ったじゃないか!

俺が行くよりはましだと思うんだけど…


「で、でも、俺が行くよりカノンが行った方がみんな喜ぶんじゃないか?」


「そうじゃない!賢太郎はそっちの方が喜ぶと思うけど!私たち女子は違うの!!」


「というと?」


「私たち女子三人は…えっと…きりんのことが好きで…」


「ごめん、最後のほう聞こえなかったからもう一度」


「もう知らないっ!と、とにかく!次からはしっかり来なさいよね!」


「わかったよ…」


そしてその解答に結花奈は満足したのか、女子の会話の中に戻っていった。

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