お読みいただきありがとうございます。 霧野(きりの)と申します。ただの人見知りな妄想人間です。 最近カクヨム時間が取れなくて悲しい。 「ファンタジー風味」ぐ…
こちらは随分前に読了した作品なのですが、私の中で感想をそのままにしたくて、ずっとレビューを書けずにいた作品でした。瓦礫の街の少年、ナギから始まる物語は、過去と現在と未来が巧妙に絡み合い、独立したそ…続きを読む
──魂の根ざす場所というものが、人にはあるんだと思います──文中にある、この示唆に富んだ一文だけでも、この大作を読む価値がある思います。最終場面、この言葉に感情が昂りました。舞台は、月コロ…続きを読む
地球を見限り月へと移住した人々。荒廃した土地で懸命に生きる人々。環境と運命とに翻弄されながらも、自身の役割を見つけ強く逞しく生きていく姿を描いた群像劇。いくつもの人間の波乱万丈な人生。それら…続きを読む
もはや滅んだと言って良いだろう。荒れ果てた地球に生きる、僅かな人々。恐るべきは、病魔と、荒ぶる自然。それから、忌まわしい記憶。向かう方向も、頼る風も見つからない少年ナギは、旅立ちを決める。そ…続きを読む
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