Works:182~Collet Brunel~
草原にあるなだらかな丘
そこに咲くのは薄桃色の花
白いワンピースの女性が歩いている
女性の後には音が続く
栗色の髪を春風になびかせながら
女性は鼻歌を口ずさむ
それにつられてか
水色の小鳥が肩に舞い降りる
そして女性は振り返り
大きく手を振って私を呼ぶ
そのまま後ろ向きに歩き
草に足を取られ
花畑に倒れ込む
小鳥が慌てて宙に飛び
彼女は恥ずかしそうに笑う
私も思わず微笑んだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます