Works:163~Star light~

明日、星を見に行こう

そう言って君は笑った


2人で並んで見上げた夜空

輝く星たちの中で、君が指したのは名もない六等星


誰も知らない

そんな星


僕はあの星みたいになりたいな

そう言って微笑んだ


何で?と聞く私に向かい

少し照れながらこう言ったね


だって、気付いてくれた一人の為に輝けるから

「星に願いを」なんて言うけどさ


流れ星みたいに刹那じゃなくて

君の傍でずっと・・・ね?


そう笑う君の姿はとても綺麗で

満天の星々の中でも一際輝いていた

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