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目次
Works：192～届かせるとも～
歌が聴こえる
奏でる者のいないオルゴールの音色が
何も聴こえない
私には聴こえない
天声による悲鳴が
喜ぶ赤子の声が
壁を壊そうとする打音が
三千世界に届く叫びが
大好きな人に想いを伝える心拍が
本当に歌が聴こえない？
何も聴きたくない
私は聴きたくない
私は聴かせたい
この歌を聴かせたい
聴きたくない
私は聴きたくない！
ならば共に歌いましょう
怖くないのだから
Ring・・・
目が覚めたら
一滴涙が頬を伝った
あれ？
何で私泣いているんだろう
思い出せない
ただ気付くとメロディーを口ずさんでいた
二人のユニゾンが
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