第22話
§18 さいごに
これからSecond Lifeを始めてみようという人に向けて、アカウントの取得から基本操作、初歩的な遊び方について書いてきました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
実はアカウント取得、基本操作、ビュワーの各ボタンについてはオフィシャルサイトにある「クイックスタートガイド」でもわかりやすく解説しています。
あわせて参考にしてみてください。
§00 Second Lifeを10年続けてみて
わたしのユーザーネームはYOUKI Aya、表示名は結城あやです。
2007年8月2日にSecond Lifeに誕生しました(Second Lifeでの誕生日をRezdayと言います)。
気がつけば10年が過ぎてしまいました。
その間していたことといえば、カフェの店員になったり、接客系クラブのスタッフになったり、自分でカフェやクラブを経営したり…つまりはチャットをして過ごしてきた10年です。
ソラマメブログなどにSecond Lifeに関する自分なりの考察といったコラムを書いたり、Second Lifeを題材にした小説を書いたりもしてきましたが、わたしがSecond Lifeを続けてきた理由、そしてこれからも続けるであろう理由はチャットをするため、です。
アバターを使うことでSecond Lifeを「ゲーム」と呼ぶことも多いですが、わたしやわたしの周囲のユーザーは「コミュニケーションツール」と認識しています。
「ゲーム」と言ってしまうとシナリオがあったりクエストを消化したりといった、はじめから用意されている「すること」があるものだという誤解が生まれると思いますし、そういったものがないことで途方に暮れて飽きてしまう初心者が少なくないだろうとわたしは思うのです。ですから最初からコミュニケーションツールであることは強調しておいた方がいいだろうと思います。
また逆にゲームをSecond Lifeの中で作ることも可能です。
チェスやオセロなどのゲームがあることはすでに書きましたが、ロールプレイを目的としたSIMもありますし、バトルエリアという戦闘ゲームのSIMもあります。
Second Lifeにおいてはゲームもその一面に過ぎないということなのです。
わたしがSecond Lifeを続けているのはチャットが目的と言いましたが、時にはダンスをしに行ったり、好きなジャンルの音楽を流しているお店に行ったり、モールに買い物に出かけたり、簡単なもの作りをしてみたり、チャット以外のことも楽しんでいます。
要するに、何をするかはログインしてから決めればいいという感覚です。
休日の朝、目を覚まして「今日は何をしようかな?」というときはありませんか? Second Lifeにログインしたときにもそんな感じで今日楽しむことを考えればいいと思うのです。
アバターのカスタマイズで終わってしまうこともあるでしょうし、買い物だけで終わってしまうこともあるでしょう。でもそれでいいのです。
だってSecond Lifeは自由な世界なのですから。
あなたがこの自由な世界の新しい住人になるのを楽しみにしています。
Second Life再入門 2018 結城あや @YOUKI-Aya
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