第19話

§15 Second Lifeで収入を得る


 リンデン・ドルは課金する以外にSecond Lifeの中で何かを売ったり、仕事をすることで得ることができます。

 クリエイターになって作ったものをうるのが一番わかりやすいと思いますが、カフェやバーなどのお店のスタッフになってお店からお給料をもらったり、お客様からチップをもらうという手段もあります。

 チップというと日本人にはあまり馴染のないものでしょうが、Second Lifeでは一般的なものです。カフェやバーなど接客系のお店にはチップジャーという支払い用のアイテムが置いてあり、そこに料金を支払います。

 要チップのお店、任意、なしとお店によっても違います。すりんくに登録されているお店ではすりんく上で確認することができます。


 かつてはSIMの転売で大きな利益を上げることもできました。いまでも転売されているSIMがありますが、以前ほど高額で取引されてはいないようです。


 また2007年~10年くらいにSecond Lifeを始めたかたは「キャンプ」という施設を利用したことがあるでしょう。

 キャンプは一定時間その場所にいることでL$がもらえるシステムでした。SIM転売のためにトラフィックをあげる手段として使われていたのですが、ダンスパッドでダンスをしたり、ただイスに座っていたりするだけで5分、10分で2L$から5L$が貰えました。SIM転売が下火になり、またボットの対策ということもあってキャンプの設置自体が減り、現在日本人コミュニティの中ではチャットをしているとL$が貰えるチャットキャンプというものを設置しているところをチラホラ見かける程度になっています。

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