第2話
§1 Second Lifeでできること。
Second LIfeはアバターを操作する世界です。アカウントを取得してログインすると自分の分身であるアバターが表示されます。
これはアカウント登録時に初期アバターとしていくつかの種類の中から選択するものですが、ログイン後は自由に変更することができます(選択しなかった初期アバターにもログイン後変更できます)。
アバター自体を変更しなくても着ている服を替える、髪形を変更するといったこともできますし、身長や体型、肌の色や顔だちも変更が可能です。そしてそれはいつでも何度でも、無料でできます。
アバターの移動は歩く、走る、そして空を飛ぶといったことが可能です。またテレポートで任意の場所に瞬時に移動することもできます。地図上をクリックするほかランドマーク(LM)を使って特定の場所に飛ぶことができます。
ユーザー同士、アバター同士のコミュニケーションはチャットで行います。
キーボードを使うテキストチャット、マイクを使うボイスチャットの両方が可能です。
一般的なゲームではステージや場面に合わせた音楽が流れますが、Second Lifeにはそういった特定の音楽がありません。その土地の所有者が任意にネットのストリーミング音楽を設定できるのです。SIMは呼ばれる島全体で同じ音楽が流れているところもあれば、分割された区画ごとに違う音楽が流れているところもあります。
ネットラジオなどを自分で放送できる環境にあるユーザーはラジオ放送をしたり、DJ、弾き語り、バンドなどの音楽活動をしています。
モノ作りはプリムというオブジェクトを使用するのが基本です。デフォルトでは立方体のプリムを変形させたり属性を変えたり、組み合わせたりしてさまざまなものが作れます。
Second Lifeの世界であなたが目にするもののうち、空と海以外のほとんどすべてがユーザーによって作られていると言ってもいいくらいです。
プリム以外のものでは外部のCGソフトで制作したものをアップロードするアバターの服やアバターの皮膚にあたるスキン、プリムよりもリアルに見えるスカルプトプリムやメッシュオブジェクト(これらも外部ソフトで制作したものをアップロードします)などがあります。
アップロードには料金がかかりますが、テクスチャーと呼ばれる画像のほか音楽データ、アバターのポーズやアニメーションといったものも外部のソフトで制作してSecond Lifeにアップロードすることができます。それらを組み合わせてアバターに動きや音を出させるジェスチャーもユーザーによって作られています。
またテキスト編集機能があり、文書の編集をするノードカードのほかスクリプト編集ができます。
スクリプトを使ってアバターを椅子に腰掛けさせたり、制作したオブジェクトを動かしたり、チェスや将棋といったゲームも作られています。
スクリプトに使用されるのは「リンデンスクリプト」という独自のものです。これもSecond Life誕生以来進化を続けていて、スクリプトで制御できるものや構文など変化してきています。
そのほかスナップショット(スクリーンショット)、太陽の位置の固定(任意に夕日や真夜中に設定できる)、YouTubeの動画視聴、Second Lifeにログインしたまま外部サイトの閲覧、買い物、販売、などなどSecond Lifeでできることはたくさんあります。
まずはアカウントを取得してSecond Lifeの世界に入ってみるところから始めてみましょう。
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