第10話
§6-3 アバターのカスタマイズ/動き
アバターは最初に選択したものでもデフォルトで一定時間ごとに姿勢やポーズが変わります。椅子に座ったり地面に座ったりするポーズも用意されています。これはアバターのアニメーションとして再生されているもので、チャットを入力すればアバターがキーボードを打っているような動きをしたり、しゃべっているように口を動かしたりもします(これは環境設定でオン・オフが可能です)。またほかのユーザーがチャットで発言するとそちらに顔を向けたりもします。
ただこれらデフォルトのアニメは種類も少なく、男女の差もありません。女性アバターが腰に手を当てて仁王立ちしてしまったりします。
そこでユーザーによって作られているのがAO、アニメーションオーバーライドというアイテムです。当初は動きのないポーズを一定時間ごとに切り換えていくものでしたが、現在は動きのあるアニメーションになっています。男性用、女性用があり、バーテンダーやOLといった職業を意識したものもあります。さらにいえば和服用のものも作られています。
制作にはアニメーション制作のソフトが使われていますが、人の動きをキャプチャーしたものもあり、より自然な動きをアバターにさせることができます。
ユーザーによって販売されているもので高価なものは数千L$しますが、0L$、フリーで配布されているものもありますので初心者の人にも使うことができます。
AOはHUDというアイテムを装着することで使えるようになります。画面上にAOのコントロールアイコンが表示されますが、これは他人から見えません。同じように自分にだけ見える、多種のHUDアイテムがSecond Lifeにはあります。
AOにはスタンド(立ちポーズ)のほか歩く、走る、飛ぶ、椅子などに座る、地面・床に座る、チャット時のアクションなど多数のアニメーションが入っています。この種類の多さが価格に影響してもいます。
アバターの動きといえば、アバターにダンスをさせるのを忘れてはいけませんね。
ダンスはSecond Lifeにおいてもっとも手軽で広く楽しまれているものです。
ダンスのアニメを仕込んだボールに乗ることでアバターにダンスの動きをさせるものが以前は主流でしたが、複数のアバターが同時に同じダンスのできるアイテム(たとえばミラーボール)をタッチして動きをスタートされるものや、DM、ダンスマスターと呼ばれるユーザーがほかのユーザーに対してシンクロダンスを誘うものがいまでは一般的です。
社交ダンスなどカップルで踊るものの場合はいまでもボールに乗るタイプが主流です。
ダンスのアニメも日々新しいものが作られていますし、BENTOの手に対応したものが出てきています。
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