第6話 1000年の誓い

1000年以上も前の記憶も、レイにとってはつい最近のものであった。


-「レイ、風邪引くんじゃないぞ」

-「また一緒に暮らしましょう」


-「泣くなよ……いっつも泣いてて、私に慰めてもらってばっかりだったんだから」

-「ニチカこそ……ってそれ、いつの話だよ」


-「目が覚めたらレイとセック/スして子供を産むんだからね、それまでレイは童貞だ」

-「……」


-「これあげる、だからまた会おうね、明日を見通せる世界で」


-ニチカはレイにネックレスをかけた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る