第2話 無数の光線

-24世紀のはじめ、新型のAIDSの流行が、人類を襲った


-人類は抗おうとするも、その趨勢を止めることができないでいた


-人口減少に煩悶する中


-AI搭載のダッ/チワイ/フが、安価で大量生産されるようになった


-それは家庭用電気機器として世界中で普及した


-不治の病への恐れと、実機を超越するレプリカの登場により


-人々は性/交する目的や利益を見出せなくなった


-これは人口減少に拍車をかけることとなる


-子孫を残すことや、人間性よりも


-残り少ない人生を全うし


-無機質な快楽を得ることを選んだ


-どうにもならないと察した科学者たちは


-すでに完成していたCSの技術を製品化し、大量生産した


-まだある命を未来に残し


-AIDSの恐怖が消えた世界に人類を繁栄させる


-そう決心した


-CS状態にされた数は約一億体


-それから残された人類の英知が集結し、特効薬の開発が期待されたが


-実現を待たず、人類は滅んだ


-その後、誰もいなくなった集積場から立ち上がった、ヒューマノイドたちが


-世界を支配することとなる


-人類滅亡に陥れた異物だと虐げられた


-『集積場のダッ/チワイ/フ』たちが

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