概要
荒野で少年は猟犬の名を継ぐ
【2020年10月25日にオーバーラップ様より一巻発売です。こちらとはヒロインが違ってますのでそちらもよろしければ】
五百年の月日は少年から記憶を奪った。
コールドスリープにより記憶を失ったトウジは背負った借金を理由に歩兵となることを義務付けられた。
強化外骨格を身に纏い、モノズと呼ばれる球体のロボットを友として、荒野へと変わった地球でトウジは敵性宇宙人と戦い続ける。
配られた鬼札は平和な時代では開花することの無かった狙撃手としての才能。
(小説家になろう様にも投稿しています)
五百年の月日は少年から記憶を奪った。
コールドスリープにより記憶を失ったトウジは背負った借金を理由に歩兵となることを義務付けられた。
強化外骨格を身に纏い、モノズと呼ばれる球体のロボットを友として、荒野へと変わった地球でトウジは敵性宇宙人と戦い続ける。
配られた鬼札は平和な時代では開花することの無かった狙撃手としての才能。
(小説家になろう様にも投稿しています)
頂いたギフトは現在、榊ガンパレを新品で揃えるのに使われています<m(__)m>
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一方通行のタイムトラベラー
これは狙撃の才能を持った青年が絶望的な戦いを生き抜いていく物語だ。
この物語を読み始めて最初に思い出したのは高校時代に読んだロバート・A・ハイラインの「夏への扉」だった。
かの主人公と同様に「Doggy House Hound」の主人公「トウジ」もコールドスリープで過去から未来へとやってきたある種のタイムトラベラーだ。
そこから繰り広げられる物語は大きく違うが、物語の心地よさと主人公が元居た場所と違う場所に来てしまった「異邦人」としての孤独感が私にこの物語と「夏への扉」を関連付けさせた。あとペットとか。もっともあちらは猫でこちらは犬だけれど。
かなりシビアな世界を主人公は戦い生き抜い…続きを読む - ★★ Very Good!!解凍された兵隊の日常
主人公は500年間保存された挙げ句借金で地下労働者となった逆境無頼みたいなやつ。
まあそんなのはどうでもいい。作者だってどうでもいいと思ってるだろう。記憶喪失で流してるし。
特徴的なものは戦闘。とにかく戦闘だ。銃を構えて引き金を引き金を引き殺す。敵は昆虫人とからしいが殺す。撃ち殺す。そのうちゲンジバンザイとか言い始めるに500ペリカ。
あとロボット。ロボットをけしかける。それぞれ個性があって噛み殺したり待ち伏せて殺したりする。この作品の外連味をマシマシする頼れる奴らだ。
まだ始まったばかりだが、これからまた銃を撃ってけったいなロボをけしかけて敵を殺すのだろう。
その日常が続くのか、あるいは…続きを読む