この物語を読む理由を知るには、読む以外に方法はない。

 つまり、とりあえず読めということです。

 まだ最新話にすら追いついてませんが、とりあえず読んでほしいということを伝えたくなりました。

 剣と魔法、勇者のファンタジーではなく、架空の歴史を読み解く物語です。

 正直に言えば、わたしは歴史小説は苦手です。
 なのに、すっかり惹き込まれてしまいました。

 その理由は、読んでいただけるだけでわかってもらえるはずです。
 ですが、それではあまりにもレビューとしてどうかと思いますので、少しだけ。

 ここに書かれていることは、すべて過去のことです。
 この筆者がなぜこの過酷な歴史を紐解こうとしたのか、惹きつけられる人物たちが多くいるからでしょう。このひと言に尽きるのではないでしょうか。

 架空の歴史とはおもえないほどの緻密に織りなされた物語。

 とりあえず、お読みください。

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