どうも。木元宗(きもと しゅう)です。コンテストだったり、気が向いたらぷらっと現れます。読むのも書くのも、現代ダークファンタジーが大好き。 星を投げたり応援を…
戦前の奥越、その山里を舞台に伝えられる不可思議なものたちの奇譚。異界と人里の距離は近く、日常に寄り添うように奇妙なことどもは現れる。派手さもケレン味もなく、淡々と描かれるさまざまな怪異。「人玉狩り…続きを読む
作者さんの祖父が、戦前に体験したお話しをまとめたものです。高度経済成長期、ブルドーザーで山を切り開き自然を蹂躙するまでは、人間と自然はとても近い関係にあった。山への畏怖、野生動物たちとの適正な…続きを読む
民俗学をかじっていた人間として、また山と海に囲まれた小さな村で育った人間として、ふるさとの空気を感じるような味わい深い作品でした。おそらく著者の方は民俗学にも造詣が深いのだろうとお察しします。こうい…続きを読む
全部で四話の短いお話ですが、かなり中身が凝縮されています。どれもなさそうでありそうな、臨場感のある話なのですが、語り口が昔語り風で不思議とほっこりします。特におじいさんとおばあさんのやりとりが…続きを読む
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