第30話 元凶、本性を表す
「さてと、青い光の方向に進めばいいのよね」
「そう。だからこっちね」
白く染められた皮鎧を纏ったミエッカの問いに、神祇官と同じ純白の礼装姿のナウリアは、淡い青光に照らされている横穴を指差した。
ここはユリストア神殿地下にある神域へと通じる洞窟。ごつごつとした岩肌をさらすそこは、神殿内の通路よりは狭いとはいえ、天井は手を伸ばしても届かないほどに高くそれに伴い横幅も広い。
ナウリアは、神殿で神域に立ち入るための儀式を終えたレフィーニアとともに、神がいるという神域深部に向かっているところだった。現在地は神殿奥の扉を抜けた先にある縦穴の底部で、ここからは四方向に横穴が延びている。ナウリアが指差したのはそのうちの一つだ。
ナウリアたちは洞窟に入る前に、儀式を運営する神祇官の一人から神域内部の構造について教授されている。
それによると、神のおわす『神の間』に至る道は青い光に満たされており、光を目指して進めば自ずと辿り着くというものだった。
あまりにも単純すぎて、何らかの試練を課されるのではないかとナウリアは尋ねたりもしたが、そのような記述はないと神祇官は返答した。国王としての資質を試すというよりは、神と対話することを目的とした儀式であるため、肉体的、精神的に追い込むようなことはないらしい。
実際にこうして神域にやって来てみると、その意味がナウリアにはよくわかった。
洞窟内は歩くのに支障はないほどの青光に満たされており、光源と思しき方角も光の強さで容易に判別できる。また禍々しさや恐怖を感じさせる雰囲気も皆無で、静けさに満たされた感じは神殿とほとんど同じ。世間一般の人間が抱く過酷で危険な場所という神域への認識とはかけ離れている。
これなら迷子になることも、神獣の類に襲われることもなく、無事にレフィーニアを送り届けられることだろう。そう思わせるに十分な穏やかさがこの神域にはあった。
問題は、神域外から侵入した輩がいるかもしれないということだ。
ナウリアは傍らに佇むレフィーニアへと目を向けた。
神官は白服を纏うというしきたりから、ここでも彼女は純白の服を着ている。ナウリアの礼装よりも金糸や銀糸による装飾の多いものだ。ただ陽光のもとならば清らかさや荘厳さを感じるその姿も、洞窟内を満たす青光のせいで、まるで死後も現世に留まり続ける亡霊のように見えてしまう。
ナウリアがそう感じるのは外見だけが理由ではない。
最愛の妹は、儀式の最中からここに至るまで一言も言葉を発していない。それは神官が言葉を発することなく儀式が進められるためでもあったが、こうして神域に入り姉妹だけになってもレフィーニアは口を開いていない。しかもその表情は何か思い詰めていると容易にわかるほどに険しく、殺気じみた迫力が微かに漂ってもいた。
レフィーニアが何を思っているのか。ナウリアはそれを薄々察していた。
妹はおそらくこれから何かが起きると知っていて、それを自分の力で何とかしようと考えている。そしてそのために自分の命さえも投げ打つつもりなのだ。
そのようなことをさせるわけにはいかない。あらゆる危難から妹を守り、無事に儀式を終えて王位に就かせる。そのためにナウリアはここにいるのだから。そしてその思いはミエッカも同じだ。
「それじゃあ、あっちを焼くから、二人は下がって」
ミエッカはそう言うと右手を横穴に向けた。
「リヤーラよ、我指し示し先を焼き尽くせ……!」
命じた直後、洞窟内に嵐のような風が発生した。高く低く唸りながら大気が暴れ回る。
リヤーラによって生み出された膨大な熱が横穴に放出されたことで、大気が膨張し、それが風となって渦を巻いていた。その熱量は、人間がさらされれば一瞬で体の内と外を焼き尽くされて絶命するほどのものだ。
ミエッカを含めてこの場にいる三人は透明化した人間を見破ることはできない。そこであらかじめ通過する場所を高熱で焼き尽くすことで、潜んでいるかもしれない敵を排除しているのだ。
しかしそれだけの熱量を放出されていながら、ナウリアには全く熱は伝わって来ない。荒れ狂う風の流れが黒髪を揺らすこともない。
これはミエッカがリヤーラとミュルスに命じて、熱と運動エネルギーを奪う減衰場を展開しているからだ。そのためナウリアは熱さも風圧も全く感じることはなかった。
「……ここも大丈夫そうね」
「だね。じゃあ行こう。私の前には出ないように」
ミエッカが四方向全ての横穴に熱波を送り込み、その風が収まった頃合いを見計らってナウリアは声をかけた。横穴の先に目を凝らすも、黒焦げの物体などは見当たらない。
同じようにじっと横穴を観察していたミエッカが慎重に歩き出した。その後ろにレフィーニア、ナウリアという順に並んで進む。
何度か三叉路や十字路に差し掛かり、そのたびにミエッカが横穴全てを熱で焼き払う。
安全を確認しながら歩くことしばらく、ミエッカが足を止めた。その先は急激に天井が高くなっていた。
「上で聞いた通り、あそこに泉と小さな島がある。あれが神さまのいるところっぽい」
「……島には東屋みたいな建物があるという話だったけど、それは見当たらないわね」
ナウリアはミエッカの横に並んで、妹が指差す先に目を向けた。
これまでの道程と同じように青い光に満たされたそこは、地下に築かれた巨大な空洞だった。
別殿がすっぽりと収まってなお余りあるほどに広く、ミエッカが言うように青光を反射する泉と、その中央に小島がある。
神殿で神祇官から聞いた話によれば、島には東屋がありそこに神がいるとのことだった。しかし島は平坦で特筆すべき構造物は見当たらない。
「でも青い光の源はここみたいだし、とりあえず調べてみよう。二人とも下がって」
「まさか、ここも?」
空洞に右手をかざすミエッカに、ナウリアは思わず尋ねた。
「もちろん焼き払う。安全第一。敵は殺しておかないと。リヤーラよ、汝の力全て解き放ち、我示す先を焼き尽くせ!」
仮にも神がいるという場所に対しても、ミエッカの決意は変わらなかった。断固たる口調で命ずると、一瞬の間を置いて水面が爆発した。同時に暴風が横穴を吹き抜ける。
ミエッカの放った膨大な熱に触れた泉の水が一瞬で蒸発し、衝撃波が発生したのだ。しかしナウリアたちにはミエッカが展開する減衰場のおかげで何の影響もなかった。
ぼこぼこと激しい泡を立てながら沸騰する泉の水位がみるみる下がっていく。
水が水蒸気となって放出されているのだから、白い霧状のものが見えるかと思ったが、ナウリアの目には何も見えなかった。
やがて水面の沸騰具合が徐々に弱まり、視界が青白く染まり出す。温度が下がり、透明だった水蒸気が細かい水滴状に凝結し始めていた。
「ミュルスよ、我触れしものに、汝が力を宿らせよ!」
右手を前方に突き出したままのミエッカが命令すると、空洞から外へと向かっていた風の流れが逆転、空洞内部に吹き込むものへと変わる。ミエッカの命を受けたミュルスが、大気に運動エネルギーを作用させ、流れを変えたのだ。
乱流に身を任せるままだった霧状の水滴が空洞内部て渦を巻く。まるで猛吹雪のような光景だ。
「二人ともよく見てて。ここは広いから多分隅々まで熱が届かない。そこに誰かが潜んでいるかもしれない」
透明化している者を見破るのは難しい。気配を感じ取れないナウリアのような人間ならばなおさらだ。しかし看破する方法が全くないかと言えばそのようなことはない。
透明化する者は、光を司る源霊イルーシオの力による〝場〟を展開しているために、その内側を外から見ることができない。しかし〝場〟は光を自在に遮断したり透過させたりする一方で、物体の出入りを制限する能力はない。そのため〝場〟に何かが侵入すると、それが突然姿を消したように見えるのだ。つまり、いま大空洞で渦巻いてる水蒸気が不自然に消えている場所を探せば、そこに何者かが透明化して潜んでいるということになる。
ナウリアたちは空洞内へと目を凝らした。
徐々に水蒸気が減少し、蒼白一色だった視界がまだら模様になる。奥まで見通せるようになったことで、確認作業が容易になった。
鋭い眼差しを正面に向けながらミエッカが口を開く。
「……何か気付いたことはある?」
「いえ、特に不審な点は……なさそうね」
「うん、変なところはなかった」
ナウリアに続いてレフィーニアが囁くように答えた。
「じゃあ行こう。リヤーラよ、汝が司りし力、ことごとく食らい尽せ」
ミエッカが右手を下ろすと同時に、渦を巻いていた一瞬で水蒸気が消え失せた。代わりに青い光を反射する小さな粒が空洞内に出現する。リヤーラによって充満していた熱が奪われたことで、急激に気温が低下、空中の水滴が氷になったのだ。静かに落下して、地面に降り積もる。
ミエッカを先頭に、ナウリアたちは空洞に足を踏み入れた。
雪のように降り積もった氷の粒をしゃりしゃりと踏みしめながら、真っ直ぐに泉に向かって進む。岸からは泉の中央の小島へと石組みの橋が架けられていた。油断なく周囲に視線を走らせるミエッカとともに橋を渡る。
ナウリアは橋を渡り切ったところで改めて小島を見渡してみたが、空洞の入口で見たときと変わらず平坦な岩場のままで、特徴らしきものは見当たらなかった。
「もう少し先のほうに行って見ます。ミエッカはレフィを──」
ナウリアが先を歩くミエッカを追い越そうとしたそのとき、異変が起きた。
言葉を発しようとした口が突然動かなくなった。
いや、それだけではない。体のあらゆる部分がまるで石になってしまったかのようにぴくりとも動かない。
そしてナウリアのもっとも恐れていた事態が起きてしまった。
左側にいたレフィーニアの体がびくんと一度強張り、そのままうつ伏せに倒れてしまったのだ。
ナウリアは妹の名を呼ぼうとしたが、やはり体は一切自分の言うことを聞かない。
辛うじて動く眼球を左に向けると、振り返りかけた姿勢のままミエッカも彫像のように動きを止めていた。瞳だけが怒りと殺意にぎらぎらと輝いている。
いったい何が起きたのか。何らかの攻撃を受けて、そしてレフィーニアは死んでしまったのか。不吉な予感に心臓が不規則な鼓動を刻む。
ナウリアは混乱と恐怖を必死に抑えつけながら、僅か数歩先の妹に駆け寄るべく全身に力を込めた。
不意に倒れたレフィーニアの手がぎゅっと握られた。激しく咳きこみながら体を起こす。
よかった。死んでいなかった。
そう安堵したのも束の間、ナウリアの耳をよく通る低い声が打つ。
「やはり死ななかったか」
それはナウリアが抱いていた不安が現実となった瞬間でもあった。
唯一動かせる眼を声の方向へと向ける。
橋のたもとに、さっきまではいなかったはずの人影が三つ出現していた。予想通りの顔がそこにあった。シルベリア王国第一王子のクラウスだ。その左右に侍女ハルンと親衛隊イーグレベット隊長ヴァルヘイムが付き従っており、いずれも黒を基調とした服に、銃槍や剣を携えている。
「神はなぜ貴様のような無能な小娘に力を与えたのか……理解に苦しむな」
クラウスは忌々しげに言いながらゆっくりと近づいてきた。肩で息をするレフィーニアまで数ハルトースというところで立ち止まり、ナウリアとミエッカを交互に見やる。
「その目つきからして、俺がここにいること自体にはさほど驚いていないようだな。さすが王立大学の武官組、文官組の首席卒業者だ。特にミエッカよ。お前の先制攻撃はなかなかのものだったぞ。ハルンとヴァルヘイムがいなければ、ただでは済まなかっただろう。その王女にはもったいない実力だ」
そこで言葉を切ると、手にした銃槍をナウリアへ向けた。
「さて、王女よ。この二人の体は、ハルヴァウスの力でハルンの思いのままだ。それを理解した上で聞け。今のように神の力を使うことなく死を受け入れろ。そうすれば姉は解放してやろう。断れば二人の命はない」
ナウリアは叫びたかった。自分たちのことは気にせずに神の力を振るい、そしてここから逃げ延びろと。しかしどれだけ力を込めても念じても体は全く反応しなかった。
もどかしさと焦燥で気がおかしくなりそうになる中、ナウリアの耳にレフィーニアの途切れ途切れの声が届いた。
「……たくないのに」
「聞こえん。はっきり話せ」
苛立ち混じりに言うクラウスに、レフィーニアがきっと顔を上げた。
「わたしは国王になんかなりたくないし、死にたくないの! あなたがなりたいなら勝手になればいいじゃない! わたしは邪魔なんかしないし、ここから出してもらえれば城にも近づかない、あなたの前にも現れない! これだけ約束すればいいでしょ! だから姉さまを放して……!」
目に涙を浮かべて声を張り上げるレフィーニア。しかしその訴えは欠片もクラウスには届かなかった。不愉快そうに顔を歪めて舌打ちを漏らす。
「お前は自分の立場というものをまだ理解していないのか。いいか、お前は神官なのだ。しかも腹立たしいことに紛い物ではなく本物のな。ゆえに、お前がその気になりさえすれば、いつでも俺から王位を奪うことができる。そのような危険人物を生かしておけるわけがないだろうが。敵は全て殺す。寝首を掻かれないようにな。それが俺の信念だ」
「……何で、何で信じてくれないの? わたしがこんなに言ってるのに、国王になんかなりたくないのに……」
情けの欠片もない冷酷さで宣告するクラウスに、レフィーニアが力なく呟いて顔を俯かせた。
何もかも諦めきったような態度に、ナウリアはこのまま妹が死を受け入れてしまうのではという危惧に襲われた。だがレフィーニアはまだ絶望していなかかった。
「わたしは絶対にあなたのためになんて死んでやらない。そして姉さまもわたしが助ける……!」
レフィーニアが声を荒げながら右手をクラウスに向けた。その直後、鋭い破砕音が空洞内にこだました。石の破片がぱらぱらと落下してくる。ナウリアには全くわからなかったが、レフィーニアが何らかの攻撃を行ったに違いなかった。しかしそれは不発に終わった。
目にも止まらぬ速さで接近したヴァルヘイムが、レフィーニアの右手を頭上へと跳ね上げていた。
天井を見上げたクラウスが怒りに満ちた眼差しを王女に向ける。
「……何をした」
「教えない……!」
ヴァルヘイムに右手首をつかまれたレフィーニアは、激しく体をよじりながら拒絶した。
クラウスの眼光に宿る剣呑な光が強くなる。
「……まあいい。俺の命令に従わないというのなら、姉を殺してやろう。次にお前だ。どうやら心臓を止めても死なないらしいが、頭を吹き飛ばされても死なないのか確かめてやる。死ななければ死ぬまで殺し続けてやる」
クラウスが二人の部下に目配せした。ヴァルヘイムが手首をつかんだままレフィーニアに、ハルンがミエッカに、そしてクラウスがナウリアへ、それぞれ銃槍を向ける。
ナウリアは歯を食いしばろうとした。しかしそれさえもできなかった。自分の命などなくなってもいいと、それほど強く願っているのに、自分のものであるはずの体はぴくりとも動かない。頼みの綱のミエッカですら完全に体の自由を奪われてしまっている。
クラウスたちがミュルスに弾丸の射出を命じた瞬間、殺される。ナウリアも、そして妹たちも。手を伸ばせば届きそうなところにいるのに、最愛の家族を守ってやれないのだ。
(誰か……誰か助けて……!)
心の中で叫ぶナウリアの脳裏にある人物の顔が浮かんだ。
カエトスだった。
彼はナウリアが窮地に陥ったときに助けてくれた。あの港の倉庫街で。でも来るはずがない。彼は裏切り者なのだから。
クラウスの口が動き、源霊へと命令が下される。
もう駄目だとナウリアが思ったそのとき、予期せぬことが起きた。クラウスの構えた銃槍が天井に向かって跳ね上がったのだ。
驚きに目を見開くクラウスの体が、鋭い金属音とともに左方へ吹き飛ぶ。
ナウリアは目を疑った。空中に短剣が浮いていた。金属音は、薙ぎ払われた短剣をクラウスが銃槍で防いだ音。そう把握した次の瞬間には、短剣が宙を滑るように移動しヴァルヘイムに襲いかかる。狙いはレフィーニアの腕をつかんだままの左腕。
ヴァルヘイムがレフィーニアを放した。素早く橋の方向へと飛び退き、短剣に向かって右手を突き出す。
「イルーシオよ! 遮断と透過を無効化せよ!」
不可視の力が大気中を波紋のように広がる。その直後、空中から染み出すように一人の男が現れた。
カエトスだった。
ナウリアが憤激と悲哀を思い出す間もなく、再び金属音が響く。
一瞬で間合いを詰めたカエトスの斬撃を、ヴァルヘイムが銃槍で受け止めていた。が、その姿が消える。
次にナウリアに視認できたのは、カエトスが右足を地面にこすり付けて回転を止めている姿と、体勢を崩して吹き飛ぶヴァルヘイムだった。
それも束の間、カエトスの右腕が消える。
「ハルヴァウスよ! 我指し示し先に──」
銃槍をミエッカからカエトスに向けようとしていたハルンの命令が途中で止まった。
カエトスがハルン目掛けて短剣を投げつけ、源霊への呼びかけを妨害したのだ。
短剣をかわしたハルンに、カエトスが地を滑るように肉薄する。
そのときナウリアの視界が横に動いた。意思に反して足が勝手に動き、ハルンとカエトスとを結ぶ直線上に立ちはだかる形になる。
カエトスが目を見開き急停止した。背後を振り返る。ヴァルヘイムが迫っていた。横へ飛び退くカエトスに鋭い剣撃。カエトスの肩口で赤い液体が飛び散った。顔を苦痛に歪めながら素早く距離を取る。
一瞬の激しい攻防が終わった。空洞内に静寂が戻る。
張り詰めた空気の中、荒い呼吸がナウリアの耳を打った。
十ハルトース(約十二メートル)ほど離れたところにいるカエトスが肩で息をしていた。
獣のようにぎらついた眼光で、この場にいるクラウスたち三人や、ミエッカやレフィーニアたちを見据える。その目がナウリアにも向けられた。安堵と後悔の入り混じった複雑な光に揺れていた。
なぜそんな目で見るのか。昨日は嘲笑していたのに。そもそもなぜこんなところにやって来たのか。ただ体が目当てで近づいただけの女に執着する意味などないはずなのに。
その答えが彼の口から語られる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます