まつろわぬ踊り一座のト書き

作者 みやこ留芽

精霊の器が、踊り、歌い、過去の怨みを語り継ぐ。

  • ★★★ Excellent!!!

 細密な宗教観と精霊信仰が交錯し、住む人々の生々しい価値観が物語の土台となり、呪われた歌劇の幕が開くお話です。
踊り子の一座が、家族のように支え合う姿も感動的でした。

 宝石竜にまつわる男女の悲恋に隠された真実。
踊り子に対する偏見。聖手教との確執。精霊への恐れ。身を投げ打ち世界を守ろうとする、一座と協力者。歌声と踊り、祈りに似た台詞。
その顛末を、是非ご覧下さい。

 満天の星空を眺める気分に満たされる、素晴らしい物語を、ありがとうございました。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

西洋風の街並みを舞台に繰り広げられる冒険譚は、子供の頃に憧れたファンタジー文学のようでもあります。
なんといってもこの作品の魅力は、緻密な情景描写と練り上げられた世界観です。
踊りのシーンは、妖精の… 続きを読む

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