鳴瀬川成志の憂鬱レシピ

作者 おおさわ

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★★★ Excellent!!!

このあらすじ紹介から誰が想像できようか! 切なさに目頭が熱くなる、大人のためのヒューマンドラマです!
文体も、ニヤリとするほどアップテンポで笑いに満ちているのに、やはり優しくて親しみがわく。
どうぞこのギャップに、皆様ガツンとやられてしまってください!

実に良いですね、ヴィジュアルヴォーカル崩れという設定。彼の芸能界かいくぐりドラマにも噴き出すほど。
作品の裏に流れる重厚な設定と、表面で揺れる不器用な家族愛。まさにバンドミュージック。深みがありますねw

静かなナンバーも、グッとくる名曲。奏さんの不器用さ、そうなった理由についての思い当たりに、目頭が熱くなりました。

楽しくて感動して。そんな素敵なライブを堪能しました! モッシュの海にダイブさせていただきました!!
最高に輝いてるぜ! ナルシーーーーーっ!!!

★★★ Excellent!!!


 一気に読んでしまった。

 一発屋の元ヴィジュアル系バンドマンが、亡き姉の一人娘を引き取って・・・
 という、主人公ナルシーの境遇が、それを追い掛けるだけで長編一本分のネタになり得ると想う。

 全体的にコメディタッチのストーリーなのだが、最後の最後でホロリとさせられるシチュエーションがあったり、読み応え十分の作品に仕上がっている。

 自信を持ってオススメします。

★★★ Excellent!!!

幼くして母親を亡くした姪を引き取る、元ヴィジュアル系の叔父。その設定が既にちょっと面白い。

良いポイントいっぱいあるんですけど、個人的には主人公ナルシーのキャリアがリアリティーあっていいなぁと思いました。姪を食わせるために姉のレシピを活用するのも、キャラ付けの一つとして必須だったのでしょう。

ワケが分からないのに泣けてくるカラオケのシーンから、うるっと来るラストへ。読後感も素晴らしい作品でした!

★★★ Excellent!!!

 ピーマンには苦みと旨みがある。栄養だってある。
 成志はピーマンだな。
 失ったモノと失い続けた時間、だけど《誰か》を育てるために自分を捧げてきた。

 面白かったっす!
 そしてラストの歌詞は……たぶん、おおさわ氏の照れやら何やらが爆裂したんだと思って笑いと感動を頂きました。
 ごちそうさまでした♪

★★★ Excellent!!!

『美味しい話』ではありますが、元バンドマンと亡き姉の残した子の何とも温かみのある、しかし切ないお話ですね。
元ヴィジュアル系バンドマンのキャラを全面に押し出した調理の場面には思わずクスリと笑わせてもらいました。あんな番組が実際にあっても良さそうな気がします(笑)
そして送られて来たピーマンを使った料理から蘇らせる愛情のこもった母の味。何とも切ない気持ちになりますね。
ピーマンは中身のない空っぽの野菜。しかし、そこに詰め込まれたハンバーグは愛情というものを形にしたものなのかもしれません。

★★★ Excellent!!!

主人公のナルシがいい。

元ヴィジュアル系バンドマンで、
現在は料理関係の仕事が多いタレント。
その彼が、亡き姉の娘を引き取っていて……

という設定がすでに物語を予感させ、
実際に期待以上の内容がある。
キャラがいいんです、ナルシの。
そして、姪っ子がまたいい。

そのへんの描写が、あえてぶっきらぼうなのも
ナルシの優しさ、つまり愛の形のようです。

――と、詳しく説明してもしょうがないので
あとは本文を訪れていただくことにして、
私は最後のひと言をば。

おおさわさん、ごちそうさまでした!

とっても、いいお話でした。

★★★ Excellent!!!

 かつてのバンドマンが共に暮らすのは、亡き姉が遺した一人娘。年月を経れば、彼女も成長し、主人公はすっかりコミュニケーションのやり方を忘れてしまっていた――――これは、そんなある日のお話。

 男の不器用な想いを包み込むのは、ほろりと苦いピーマン。そして、微かに感じる涙のしょっぱさ。
 愛ある料理には、きっと言葉だけでは伝えきれない想いが宿るのでしょう。それは時に心を映す鏡であり、手間暇かけて綴った手紙のようなものでもあり――――

 今夜の夕飯は誰に食べてもらおうか。
 一度でもそう考えたことがあるなら、お勧めの一作です。きっと、その意味を思い出せるでしょうから。

★★★ Excellent!!!

やけにテンションが高い小説紹介文を読み、「大丈夫かな、これ?」と一抹の不安を抱きながら本編へ――。

今流行り?の歳の離れた男女の同棲もので、興味津々。この手の小説は、大概、その人間関係に重きを置かれるのが特徴だと思っているのですが、こちらの小説もそこに主軸を置いていますね。

姉の娘である、愛想のない奏ちゃん。しかし、主人公の成瀬川成志がピーマンのハンバーグ詰めを作ったとき、二人の関係は大きく変わりだす――。

元ヴィジュアル系バンドだったという設定をうまく生かした、料理の際の言葉攻めかのような呟きは最高。成瀬川成志は、芸能界での自分の売り方を熟知していますね(笑

あと、顔の見える野菜に写真を使われた件も個人的にはヒット(笑 消費者としては安心感ありますよね、あれ。

最後に――。

いやー、本当にひでー歌だわっ!!

★★★ Excellent!!!

苦労して姪っ子を育ててきたバンドマンが、苦悩して料理を食べてもらうというちょっとホロリとするお話です。
コミカルな調理シーンと、じんわり来る『娘』とのやり取り。
そしてカラオケオンステージと、場面場面がきりっと切り替わり緩急に飛んだお話だと思います。
嬉しい気持ちを歌で表すとか、とてもおもしろかったです。

★★★ Excellent!!!

元ヴィジュアル系バンドのボーカル、現タレント兼料理家の主人公と、そんな彼の亡き姉がのこした一人娘とのハートフルコメディなんですが、文句なしに面白い。
共同生活を送るだけの二人。年頃女子特有の冷めた感じかと思いきやの感情の発露には心を締め付けられました。
しかし、この作品、設定や構成だけが魅力ではありません。テーマはウマイ話、そこのテーマを実に生き生きと、よだれを誘う表現には脱帽です。料理の描写や、行程を見せる表現は難しいと思うのですが、楽しみながら鮮やかに見せてくれています。
料理を作るコツは、魂の限りにシャウトして、相手への愛で溢れたレシピなのかもしれません

★★★ Excellent!!!

淡々とさくさくと、しかしなおかつくすりと笑えるポイントもたくさん配置しつつストーリーはすすみます。
ひとこと紹介に拝借したセリフのカラオケ屋の彼や、訳ありくさい元バンドメンバーとの過去や、アクセントもはさみこみつつ物語は感動のラストへ。
うまくまとめあげられた素敵なお話でした!

★★★ Excellent!!!

一発屋であることを受け入れたバンドマンが、お料理タレントになって稼ぎつつ、亡くなった姉の子供を世話しました。もう姉の子供も高校生です。

やはり実の子供ではないので、距離感がうまくつかめず、ちょっとドライな関係みたいになっています。

しかしすべてを解きほぐすのがお料理です。

この物語を読むことで、しっかりしたお料理描写を通して、あなたは元バンドマンが父親としてがんばる姿を見届けることになるでしょう。

★★★ Excellent!!!

主人公とヒロインの対比が美味い……じゃない、上手い。
甘味と塩味のバランスが堪らない。

シリーズ化ご希望の方へ……
1.☆を付けます。(3つお願いします)
2.レビュー欄に「シリーズ化希望」とご記入下さい。

特典:ご希望のコースをお選びください。
Aコース ナルシー握手券(☆x3=30秒)注1
Bコース ナルシーのレシピ本(サイン入り)注2
Cコース 成瀬川農場野菜詰め合わせ 注3
抽選で当たるかもしれません。
当選発表は発想をもって代えさせていただきます。
注1:脳内でお願いします。
注2:著者がその気になったら書いてくれるかもしれません。
注3:天候などの都合によりお届けできないと思います。

たくさんのご応募(レビュー)お待ちしております。

★★★ Excellent!!!

ホームドラマもの。

こういう女の子とおっさんの話、私弱いんですよ。う〇ぎドロップとかば〇かもんとか甘〇と稲妻とかとか。年の差がある男女の話が大好き(変な意味ではありません)ですので、この作品は自分の好みに合致していてとても楽しく読ませていただきました。

この作品は、亡くなった姉の一人娘と元ヴィジュアル系のタレントが料理を通じて歩み寄る物語。登場人物がコミカルで読んでいて楽しい反面、ストーリー自体は至って真面目ないい話です。笑いと感動を同時に楽しめる素晴らしい作品です!

人に勧めたくなる、そんな作品でした。面白かったです。ごちそうさまでした!

★★★ Excellent!!!

タレントが主人公というのが、まず物珍しくて目を惹かれました。
ビジュアル系バンドから料理タレントに転身なんていう、いかにもおかしみのある設定も妙味です。

死んだ姉の忘れ形見(姪っ子)を扶養しながら、日々タレントとして料理を紹介する生活。
でもそれは、ほとんどが姉貴の残したレシピばかりで。
姉の受け売りで仕事を続ける主人公を、冷ややかに蔑視する忘れ形見……。

二人の静かな軋轢、すれ違い、葛藤のせめぎ合いが、これでもかと読み取れるんです。
描写自体は少ないです、最低限です。字数制限が厳しい中、ギリギリまで削ったことが伝わります……でも。
でも。

こんなにも感情があふれている。

料理のちょっとした筆致から、タレントのキャラ性から、会話の微妙な言葉選びから、どうしてこんなにも気持ちを読み込めるのか。

ピーマンという「ほろ苦い」小道具、そっと触れたレシピノート、忘れ形見が心を閉ざす理由、そして心を開く瞬間の口調、涙、情緒……。

人はたった数千字で、これほどの心境を「盛れる」のか。
もう、本当に満腹でした。

最後のカラオケパートは蛇足かなとか思ったりもしましたが、それは誤読でした。かつての自分のヒットナンバーを揶揄することで、新しい自分の始まりを宣告する、とても愛に満ちたシーンでした。

★★★ Excellent!!!

実にホームドラマ感溢れる短編です。
「元V系バンド出身タレント」という濃い主人公のキャラクター、彼を取り巻く人間関係、物語の舞台背景……
それらが軽快なコメディ風味のテキストで、しかし意外なほど「世界のどこかであり得るかもしれない物語」として、流れるように綴られていきます。
終始明るく、人情味満点の語り口で物語が進み、最後は期待を裏切らない着地が決まっています。
短編の限られた文字数の中に、(色々な意味で)濃縮された味付けのお話を楽しみたい方は是非!

★★★ Excellent!!!

いちいち面白い文章に油断していたら……

ほっこり、そして、きゅんきゅん感動的な物語です。
是非、多くの人に読んでもらいたいです!


いろいろな想いがピーマンに詰められた至福のレシピを味わわせていただき、すっかり心が満たされました。

ごちそうさまです。
ありがとうございました!





……ホント、美味しそうだったので、もう一回読んできます!(笑)