概要
美ら島を漂う。必要なのは、日焼け止めと、ほんのちょっとの好奇心
日常から逃避行する先は、エメラルドグリーンの澄んだ海と、緑濃い熱帯雨林の森を育む沖縄諸島。水底に沈んだり、丘陵に佇んだり。ただそれだけで、心が息を吹き返す場所。
「南国の青い海と米軍基地」と言うイメージばかりが先行する沖縄に魅了された関西人の「私」が、島々を旅した記憶を振り返ってみた。
✴️各エピソード(大見出し毎に1エピソード)で完結しているので、どこからでもお楽しみいただけます。
「南国の青い海と米軍基地」と言うイメージばかりが先行する沖縄に魅了された関西人の「私」が、島々を旅した記憶を振り返ってみた。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたにとっての沖縄を
わたしは生まれも育ちも、今住んでいるのも沖縄なのですが、インドア派なので正直この小説に書かれた場所には行ったことがありません。
しかし、ダイビング中にクジラの歌を聴いたり、沖縄の最初の聖地を訪れたりと、地元民にとっても非常に羨ましい体験をしています。
沖縄について興味を持って、詳しく調べている所にも好感を持てます。風景だけでなく、空気や光の描写も美しいです。
エッセイなので、作者さんのこれまでの半生や目線から、沖縄の景色が描かれています。
それはできるだけフラットに描こうとしている観光ガイドとは違う持ち味で、何より作者さんの唯一無二の体験記となっています。
これは同時に、ここ…続きを読む