怪異の語り部には胡乱げな男達がよく似合う。帝都に巣くう妖とは?

 子供の頃から妖怪ものの話や古いミステリが好きで、よく読んでいました。
 本作はそのテイストが大好きな方が、惜しげもなくそのエッセンスを出して書いているのが肌で感じられます。
 酒、それは古くからカミに捧げカミと同一化するためのもの。
 酒精、アルコールに浸っている間、ヒトはカミに近づいているのかもしれません。

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