影の韻文

作者 大澤めぐみ

畳が、湿気が、土台が……そしてじわじわ来る恐怖が総てひっくり返す!

  • ★★★ Excellent!!!

 主人公は期せずして両親を失い、代わりに多額の保険金を手に入れる。それがすべての始まりだった。
 棲みやすいはずの家は時折りきしむような音を立てて、和室の畳にはかびが広がる。
 業を煮やした主人公は無知を承知で畳業者に交換を依頼。快諾してもらえたものの、何故か畳業者は一向に来ない。
 やっと来てもらえたものの、その畳業者は――――

 淡々と紡がれる、孤独な日常。そしてその日常を浸食していくかびと不意に訪れる描写が目を引きます。

 果たして主人公は、両親からの目に見えない遺産を武器に、迫りくる脅威を打ち払えるか。作者渾身のホラー短編。

 (……作品内容が内容だから、どうやったって当たり障りないレビューしか書けないよな…………(-_-).。o○0〇

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