彼は見ている。陽のように、月のように。そこに落とす影からも。

 一見、無関係な登場人物が落とす影が交錯する話や文章表現に
作品の世界観が込められています。
場面が切り替わり、時間軸が変化しても、「彼」を探さずにはいられません。

 ついに完結してしまいましたが、
絡みつく人間模様は、何度も読み返したくなります。
完結、お疲れ様でした。
推敲後の『好意と殺意の狭間の住人』。
新作の更新も、楽しみにしております。

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