リアリティあふれる群像劇ミステリー
- ★★★ Excellent!!!
3章「ゴッドブルー」まで読んだところでのレビューです。
レベルの高い群像劇ミステリーです。一つの事件に、いろいろな人の行動、他の事件が絡まっていく。
軽いところのない、一般文芸の雰囲気。しっかりした文章と、ストーリー運び。ネット小説の平均的レベルよりは、はるかに高いところにあります。そして、大人の雰囲気。
きちんと、現実の社会で生きている人々を描いています。キャラだとか、そんなのではなく、登場人物がリアルであり、だからこそ物語がリアリティを持っています。
普通に、本屋で買った小説を読んだ気分でした。