概要
夢から夢へ。希望を届け、夜明けを迎えよう。血と鉄の臭いを引き連れて。
主人公、黒船雅(くろふねみやび)は『見習いサンタクロース』。年は(下に)離れた「超級やる気のない師匠」、浅香霧子(あさかきりこ)の元、12月25日に子供たちへプレゼントを配る『サンタクロース』の修行のため切磋琢磨の日々(自主トレ)をこなしていた。
12月に入り、街はクリスマスムードに染まる中、爆弾による連続無差別爆破事件が起こっていた。
年末に向けての期待や不安が入り交じる街で、雅は自分が「『サンタクロース』に出会う前の自分」を思い出さずにはいられなかった……。
12月に入り、街はクリスマスムードに染まる中、爆弾による連続無差別爆破事件が起こっていた。
年末に向けての期待や不安が入り交じる街で、雅は自分が「『サンタクロース』に出会う前の自分」を思い出さずにはいられなかった……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!夢渡るサンタクロース
せっかくならクリスマスに読んでおけば良かった物語でした。
「サンタクロース」が世界の影で暗躍する世界。
彼らは「夢渡り」という特殊技能を使い、子供たちに笑顔を届ける。
けれど、この町のサンタクロースはとてもそんな聖職者には見えない二人組で――という導入から始まる物語は、気付くと次々にページを下へと送ってしまう力を持っています。
テンポが早く飽きが来ない構成、深くは語られないものの端々から感じ取れる世界観、主人公と師匠との遠慮のない会話から見える絆のようなもの。どれも僕好みです。
ネタバレを避けて作品の印象を例えるなら
――年末特番アニメスペシャル(伝わるかな)でしょうか。
長さも中編程…続きを読む