厳冬のワイルドハント

作者 あああああ太郎

全ての要素が格好いい、見事なエンターテイメント

  • ★★★ Excellent!!!

滅茶苦茶に面白かったので、多くの人の目に留まってくれると嬉しいです。以下、その理由。

・アクションが格好いい
半人半怪というモチーフ自体に目新しさはありませんが、獣性を秘めているという設定を十二分に活用したアクションシーンは、無駄な動きがないことも相まって、非常にスタイリッシュで格好がいいです。武器の取り回しもお気に入り。チェーンソーは、実に趣味に振り切っていて好みです。

・世界観が重く格好いい
氷河期後の荒廃しつつある日本が舞台ということで、全体的に閉塞感があり、読み味は重たいです。しかし、地の文に過不足がなく軽快なので、もたれることはなく、すいすいと重厚な世界観を楽しめます。

・キャラクターが格好いい
四人の主人公の価値観や考え方がぶれず、それぞれが独立したキャラクターとして生きています。また、台詞一つ一つもシャープかつ独特の言い回しが決まっています。何よりも、主人公たちの心情描写に大袈裟な演出などの押し付けがましいものがなく、スッと入ってきます。だからこそ、悩みや悲しみに素直に共感できるし、応援したくなります。

・煙草の扱いが格好いい
未成年者の喫煙を促進させそうなほど、煙草の扱いが格好いいです。泣いた。

・総括すると格好いい
とにかく、格好よさに満ち溢れた作品です。痺れるような格好よさを味わいたい方は、是非。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

文明の灯が消え、怪物が跳梁跋扈する極寒の地、北海道。
怪物を狩るのは、同じように異形の力を身に宿した少年少女たちである。
主人公たちもそんな怪物狩りのチーム『ワイルドハント』として、北の大地を征く。… 続きを読む

無知園児さんの他のおすすめレビュー 43