血生臭い極寒の地で、若き〈バケモノ〉達が化け物を駆逐する!

序盤から勢いのいい戦闘が始まり、敵も味方も関係なく全員が血祭りになるブラッディな現代バトルアクション。戦いに終わりが見えない極寒のディストピアで、人ならざる少年少女たちが敵を蹂躙する物語。

敵を嬲り、潰し、殺し尽くす“力強く”も“ヴァイオレンス”な戦闘シーンは、疾走感のある文章で描写され、息吐く暇さえ与えません。合間に挟まれる人物の心理描写が、読み手に更なる熱を加えます。
非日常という世界で戦えば、やはり目の当たりにする、自分たちの同じ者達の残酷な末路にも、作者の文章力が加わり悲壮感が増しています。
それでもそうした非日常の中、“ただの人間”として過ごす彼らの日常には、和やかな雰囲気が流れ、戦いから離れた彼らの安堵感が読み手にまで伝わってくるようです。

ただ、難しい漢字や読みにくい漢字にルビを振るといいと思います。特に登場人物の名前などは、各話ごとに最初はルビを振った方が読み手に優しいのではないかと……(生意気すいません)。

早い更新再開を祈っています(´・ω・`)

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