みずいろひいろ。（限りなく水色に近い緋色・短編集）

フラスコ

年齢　４０代くらい？

性別　男

好きなこと:遺伝子研究全般。他不明

一人称：私

呼称：フラスコ、室長

「この世は所詮、実験場。限りなく水色に近い緋色、あなたはどう足掻く？」

厚生労働省の外郭団体【遺伝子工学研究所】所長。通称実験室の為、室長と言われる事が多い。【限りなく水色に近い緋色】が暴走してから、科学研究の表舞台から消えたが、それすらもフラスコは利用し、遺伝子研究を推し進めてきた。

政界にも通じ、内閣総理大臣にコンタクトが取れるパイプを持つが、その素性は不明。遺伝子研究が国策に舵を切らせた張本人でもある。

爽「何、この薄っぺらい設定」

フラスコ「それは、私の設定を晒したらネタバレになるじゃないですか」

ひなた「ある意味、物語の核心ですもんね」

フラスコ「いえいえ、そこまでの者ではありませんが恐縮至極です」

ひなた「フラスコさんの過去に何が起きたのか？　その全てを晒す時、物語が動

きだす！　赦すことから始まる物語があるのです」

爽「何、その原稿？」

ひなた「あ、作者さんが読めって」

フラスコ「残念ながら、そんな展開にはなりませんね」

ひなた「ならないの？」

フラスコ「はい」

ゆかり「……フラスコが一緒にいると違和感しか感じない」

フラスコ「ですよね」

ゆかり「あんたが言うな！」