概要
どんな依頼も金次第、その分、舞い込むのは録でもない依頼ばかり。
相棒のバグと挑む今回の依頼は、まさかの【魔術師】殺し。全く、面倒なことだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!スタイリッシュな亜人の暗殺者の物語 とにかく素晴らしい出来栄え
とにかく面白いの一言です。
この作者様の物語はとにかく引き込まれる。今回はダークファンタジー系の亜人の暗殺者の話なのですが、キャラクター造詣がとにかく素晴らしい。主人公、そして相棒ももちろんですが、出てくるキャラクターにみんな血が通ってます。
適切な文章表現とそれが織りなす物語のリズム、雰囲気。読みやすくてあっという間に物語に入り込めます。構成も巧みでどんどん物語は進み、意外な展開あり、熱いバトルあり、ちょっと泣けるハートフル展開アリと、物語・小説の面白さがこれでもか、と詰め込まれています。
もう手放しで絶賛です。 - ★★★ Excellent!!!依頼を確実に片付ける、この暗殺者に惚れてみろ。
ちょーカッコよかった!
誰がって、ウイスキーを飲んじゃうクロエさんとお喋りなバグさんが。
何がって、頭脳戦であり肉弾戦でもある、暗殺?シーンが。
主人公の流れるように続く語り口が心地よくて、一気に読み終えてしまいました。
皆がどんな表情をしているか伝わってくる科白まわしも素敵。
第1話とのサブタイトルが示すように、散りばめられた謎が示すように、この先も「二人」の戦いが続いていくのでしょう。ここはまだ入り口でしょうか。是非追いかけさせていただきたく。
ちょっぴり大人な香りがする、硬派なファンタジー。バトル・アクションが好きなら、読んでみて。 - ★★★ Excellent!!!作品に漂う雰囲気が堪らない!魅力に溢れたバディ物のファンタジー小説!
バディ物のファンタジー小説……という一言では収まりきらない本作。
暗殺者クロナとは何者なのか、相棒のバグとは何者なのか、それはぜひ、本作を実際に読む中で味わって頂きたいところです!
全体的な雰囲気はシリアスで、緊張感に溢れていますが、それを和らげてくれているのが、他でもないクロナとバグ。
それが独特な世界観とあいまって、本作ならではの深い味わいを醸し出していると思います!
物語の出だしを読んで、「お、良い雰囲気!」「面白そう!」と思えた人は、ぜひそのまま最後まで読み進んでください!
途中で現れる「とある重要キャラ」のエピソードが登場するあたりが、この作品の真骨頂ではないかと私は勝手に思っ…続きを読む