概要
女装備があるならば、当然男装備も……あったのだ!
時は西暦2200年代。
「異能力」と言う特異な力を持つ「異能者」が認知されて約1世紀が経とうとしていた。
公にその存在が認められている「異能者」ではあるが、その数は絶対的に少なく、だからこそあらゆる場面でその活躍が求められた。
事故現場、災害現場は勿論、要人警護から時には暗殺まで……。
現代の兵器では、到底傷つける事の出来ない彼等は、この時代で最も強力で凶悪な力の持ち主だと言えた。各国首脳部はこぞってその保有を求め、力ある「異能者」はそれこそ引く手あまただったのだ。
柾屋 雪白(まさや ゆきしろ)もそんな異能力を持つ、今年高等教育機関を卒業した19歳の女性だった。
彼女の能力開眼は遅く、「異能力」に目覚めてまだ1年と経っていなかった。
しかし稀有な能力に目覚めた彼女は、その力で
「異能力」と言う特異な力を持つ「異能者」が認知されて約1世紀が経とうとしていた。
公にその存在が認められている「異能者」ではあるが、その数は絶対的に少なく、だからこそあらゆる場面でその活躍が求められた。
事故現場、災害現場は勿論、要人警護から時には暗殺まで……。
現代の兵器では、到底傷つける事の出来ない彼等は、この時代で最も強力で凶悪な力の持ち主だと言えた。各国首脳部はこぞってその保有を求め、力ある「異能者」はそれこそ引く手あまただったのだ。
柾屋 雪白(まさや ゆきしろ)もそんな異能力を持つ、今年高等教育機関を卒業した19歳の女性だった。
彼女の能力開眼は遅く、「異能力」に目覚めてまだ1年と経っていなかった。
しかし稀有な能力に目覚めた彼女は、その力で