集英社より『舌の上の君』、講談社より『僕は天国に行けない』発売中
独特な緊張感と力強い筆力による冒頭から、すくった手から光の粒や清らかな水が零れ落ちていくような青春絵巻に。主人公は決して力強いわけでも特別な才があるわけでもないですが、作品を通して芯の確かさを…続きを読む
ネガティブ思考な魔法少女と、そんな彼女のことが気になる彼のお話。とにかく話運びや語り口が上手いので、重厚な物語なのにするする読めます。
日常を蹂躙する異形と、それらを狩る魔法少女。非日常の一端に触れたなら、手を伸ばさない少年はいないでしょう。けれどそこにあるのは、いかにも魔法少女的な華やかで煌びやかな活躍とは、到底かけ離れた世…続きを読む
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