それは指先から流れ落ちる青春の・・・

独特な緊張感と力強い筆力による冒頭から、
すくった手から光の粒や清らかな水が零れ落ちていくような青春絵巻に。

主人公は決して力強いわけでも特別な才があるわけでもないですが、作品を通して芯の確かさを持ち、折れることなくヒロインをささえ、最後には『特別』を探す少女に光明をもたらす。

まるでムービを見ているかのようなボーイミーツ魔法少女の物語でした。

字数制限がなければ話し的にもう一波乱あるかなという感じでもうちょっと続きを読んでみたいという気がしました。
あと蛇足ながらサービスシーンの位置が絶妙でした。これも構成のうまさゆえでしょうね(笑。

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