よりにもよって、この”筆者”に「ひゃほう」と叫ばせるセンス。脱帽したい
なんだかんだで、ごねたり、喧嘩したり。それでも、メロスは親孝行のいいやつでした。
本作は作者(太宰)と登場人物(メロス)の立場の差を巧みに生かした、洒脱なユーモアに溢れた逸品です。 軽妙な文体が非常に冴えています! とても面白いのでお薦めです!
メロスの無駄な足掻きが面白く、太宰のゼウス感が楽しかったです。メロスも太宰さんもお疲れ様でした。
面白い切り口!今までにもパロディはいろいろあったけれど、作者と主人公がここまで絡んでいるのは中々ユニークです。大宰のイメージもかなり変わるかも?
もっと見る