死肉ばかり漁る動物もいますから、腐りかけのゾンビが「美味い」というのは、ある意味利にかなっているのかな、と。それにしても、パニックもので「食料調達が難しい」というくだりはよく聞きますが、まさか敵であるゾンビを食べるとは。その発想に脱帽しました。
王道ゾンビものから派生したゾンビグルメ小説。少女たちがゾンビからの攻撃を回避していきながら、ゾンビの可食部位を調達していきます。どちらも捕食するというある意味公平な世界。ゾンビ肉料理が非常においしそうに感じられる描写が見られますが、やっぱり恐いです。
グルメ小説?いや、ブラックユーモア?はたまた、異色恋愛もの?うん、どれも含んだネオモダンホラーとでもいうべきか!好みは分かれそうだが、私にはとても面白く楽しめました。
いやあ、今までにない発想でした。ゾンビを食べる描写がこうもコミカルに描写できるとは……。すごいです。決してエグい描写がないわけではないのに、グロテスクになりすぎず、それでいて想像すると、ギョッとするような雰囲気。漫画として見たいような見たくないような(笑)続きも楽しみに待っています。
ゾンビを食料として食べてしまう、という発想が新しく、その丁寧な食事描写に一気に引き込まれていく。動かないゾンビが腐って食べれない、というのもどこか共感させられるし、全体的に言ってうまい(二重の意味で)、としか言いようのない構成だ。最終的にどうオチがつくのか、主人公たちは最後この世界でどうなっていくのか……。今後の展開に期待です。
ゾンビの出る小説は数あれど、まさか食うことになるとは……。殺られる前に殺れではなく、喰われる前に食えというなんともシュールな小説である。ていうか、どこの料理グルメ小説ですかこれw何故か旨そうと思ってしまった私はもう終わりなのだろうか……共食いはやだな。ゾンビ物で暗い雰囲気の少ない小説は珍しく、息のあった二人の少女の今後の展開に期待です。もちろん料理の種類もね☆
タイトルとキャッチコピーに釣られて読ませて頂きましたが、釣られて損なし!続きが楽しみです。ぜひ、早く続きを……
今回の作品でまず挙げるべき点はゾンビを食すと言う発想である。そこに至る経緯までちゃんと書かれており楽しく読めた。独特な発想による新しいグルメ小説がここに生まれたと私は思う。今後に期待出来るいい作品だあ、ゾンビ肉ステーキ食って見たい
ティッシュやトイレットペーパー美味しいというよりも奇妙な…腐っても肉、カニバリズムとは違います※これを読み、ゾンビを食べてお腹が痛くなっても保証しません※
ゾンビがいる世界だというのに、どこか明るい雰囲気の主人公が素敵です☆もっきゅもっきゅというあの表現が個人的に好きです!
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