概要
戯言集
詩でもないし。短編というほどのものでもないし。
一話ごとの短い戯言です。
一話ごとの短い戯言です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!全話読み終えて
作者の描く世界は、透明ではない。
私が感じるのは、もともと透明だったガラスが砂に削られて、波に転がされて、擦れた瓶を通して見ているような感覚を覚える。
古いカメラで撮った風景、色あせた写真、他人から見れば、なんでココを撮ったの?と言われそうな古ぼけた写真。
本人以外にシャッターを切るタイミングは解らない、何も語らないかと云えば、そんなこともない。
不思議と魅入ってしまうストーリーがある、そんなアルバムをめくる様な小説。
ラストまで読んだ、あるいは魅たとき私は何を思うのだろうか。
独りで静かに魅入りたいと想う。
で、ラストまで読んだ感想。
アルバムである。
見ず知らずの、誰かのアルバム、持ち…続きを読む