15作目 「遠い世界に願いを込めて。」 桐野リノ氏作
飼い猫のいちごを探して街を探し回っていた成瀬翔子。
途中あった友人からの目撃情報で町外れの森までやってきた。
茜色に染まる誰彼時の森で、翔子は一人の少女と出会う。
その子には一切の記憶がなく、どういうわけか死に装束を身にまとっていた。
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桐野さん…ずるいですよこれは;;
今作は企画参加の作品を全部読んでいただいた桐野さんの作品。
「遠い世界に願いを込めて。」
なんなんですかこのクオリティーは!?
近況ノートで「この企画にかなり入れ込んじゃってる」とのことだったので期待して読んでみたら…
プロット作者としては泣く以前に嬉しすぎて。
差別しているつもりとかはないのですが…みなさま読んでいただけるとわかると思いますが「ほんとにプロットを愛してくれている」のが伝わってきました。
プロット作者としてはここまで自分のプロットを愛してくださって、読み込んで構想してくださったのが本当に感無量です。
プロットをリスペクトして書いてくださってにも関わらず、さらには自分の作品にされているところもすごい!
桐野さんの作品の特徴で「猫」という存在が主人公の物語と、ほかの物語を紡いでくれている…ここまでそれを自分のものにしているのは嫉妬さえ覚えます。
ここまで内容に全然触れてないですがぜひ情報無しで読んで欲しい。
ハッピーなのか、バットなのか、それともそれ以上のなにかなのか…
一寸先は闇というのを感じながら読んで欲しい。
幽月邸の夜はずっとずっと明けることはない。
幽月邸の夜をこえて。
遠い思い出の君が 指をさす。
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