6作目 「幽月邸の夜」 地主氏作
肝試しと軽い気持ちで忍び込んだ幽月邸。
それは間違いだったと後悔するのは言うまでもないことだろう…
篠宮乙木は自分がだれかを考える。
だが思い出せない…
だがふと覗き込んだ小池に移った自分を見るとネームカードを書けているのに気づく。
「篠宮乙木が私の名前…」
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どうもふっしみーこと伏見沙織です。
皆様のおかげで…この「プロットを見守ろうプロジェクト」評論・創作論部門
週間ランキング『1位』を頂きました!!!!!!!!!!
この場をお借りして感謝申し上げさせていただきたいと思います。
では、レビューを書いていきます。
今回の作品は地主さま作「幽月邸の夜」です。
この作品、ぜひレビューを見ていただく前に読んでいただきたいと思います。
少しネタバレを含みますので。
僕はこういうのを書きたいんだ!と言いたくなる小説でした。
まさに読者を騙す小説。
そして「ナニカ」がだんだん迫ってきているときの緊迫感は何とも言えません。
でもそのあとに少しホッとします(笑)
また時系列をばらして書いていることにより、「ああそういうことね!」と合点がいった時の気持ちよさが何とも言えません。
こういうパズル式の小説って書いてみたい、真似してみたい、というのはあるんですがなかなか作るのが難しくあとから矛盾点だったり、しっくりこなかったりして挫折してしまいがちですが、この小説はその点がきちっとハマるようになっているので気持ち悪さとかむずがゆしさとかがないです!作者さまの構成力の高さの賜物です。
あと、後日談はほのぼのしていて本編の最後の緊張感から一気に解放された感覚で最大限に文章を楽しめます。ていうか乙木ちゃんめっちゃおとめちゃん!(ギャグ風
個人的に…この乙木ちゃんのキャラめっちゃ好きです。
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