8作目 「夜にアザミの花束を」 内宮晶汰氏作
駿河は「幽月邸」へ向かう途中に森で少女とであっった。
その少女の名は「篠宮乙木」
彼女はどうやら記憶喪失で何も覚えていないらしい。
ただ彼女は「幽月邸」の鍵を持っていた。だから記憶を取り戻すきっかけを捜しに一緒に幽月邸に向かうことにする。
乙木の記憶を取り戻すため、館へ足を踏み入れた僕たちが見たものは───
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もう8作目となったこの企画。
今回紹介させていただくは内宮さん作の「夜にアザミの花束を」です。
タイトルからはまったく内容が予想できず読み始めたのですが、まさに純文学ミステリー的展開で物語が展開されていきます。
そうえいば今回のプロットで書かれる作品はホラー要素が強くて、人間による殺人っていうのはほとんど書かれていないことに気づかされました。
途中で「この発言どういう意味なのか…」
「この行為にどんな意味があるのか…」
そうある意味勘ぐりたくなるというか「疑心暗鬼にさせる」作品です。
たとえるなら「見た目は子供、頭脳は大人」なアニメの感じですかね。
正直いつ次の犠牲者が出るんだ!?いつ犯人が顔を出すのか!?とワクワクしていました。(不謹慎だったらすみません!)
犯人像については途中駿河君の発言からとかで予想はできるのですが、最後の展開までは予想外でした。
やっとあの家族が「幽月邸」の呪縛から解放されたならばある意味ハッピーエンドなのかもしれませんね。
あとぜひ、あとがきも読んでみてください!タイトルの真意とかが解説されていて面白いです。
最後にこんなたくさんの作家の皆様と活動できたのは「カクヨム」のおかげです。本当に参加してくれた皆さま、読んでくれた皆さまありがとうございます!
まだまだ完成報告、感想、レビューなど待っていますのでぜひどうぞ!
(5月以降の遅刻も大丈夫です!でも多少レビュー記事が遅くなるのはご了承ください)
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