　肝試しに行ったっきり帰ってこない友人たちを探しに行くことになった馨は、途中で記憶のない少女と出会う。

　どこか懐かしさを感じるその少女と、友人たちが向かっていった「幽月邸」へと向かう…

　そこで彼女の正体が明らかになる…

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　なんとなんと楠　秋生さんが2作目も作成してくださいました！

　　　　　　　　　　　「幽けき月の光のもとで」

　楠秋生さんの2作目もやさしい気持ちになれました。

　「あったかい気持ちになる作品を書くつもりがホラーを書いてしましました」とおっしゃっていますが…いやいや！すごく優しい気持ちになれる作品ですよ！

　まず最初に言いたいことは乙木ちゃんに「お兄ちゃん」って呼ばれたい！！！

　あ、乙木ちゃんって言ったらネタバレになるのかな…？

　とにかく、最初は正直なところホラー要素を感じるところは結構ありますが苦手な方でもぜひ最後まで読み勧めて欲しい。

　絶対に恐怖よりももっと違う感情で満たされるはずです。

　またプロローグまで読むとよりタイトルの受け取り方も変わるんじゃないでしょうかね？

　完全なハッピーエンドではない。

　でもだからこそ、切なさのなかの優しさが際立ってくると思います。

　作者さんの感情表現力っていうのかな…素晴らしいです。

　レビューを書くからなるべく第三者的に読んでしまいましたが、感情移入して読んでいれば確実に号泣してました…

　ぜひぜひ、一読ください

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