短編の諸々
震災後の実体験を書いた「誰かを助ける理由」
●タイトルについて
この作品におけるタイトルの由来は、物語に出てきた見知らぬ男性が言っていた台詞にあります。
「誰かを助けるのに理由なんているのかな?」
この台詞は、某有名RPGの主人公が口にしていたのを思い出してつけました。
人助けするのには、ある意味必然的な言い方だと思います別に、人命救助に見返りを求めてやる人は(いる場合もあるかもしれませんが)あまりいません。
●書くきっかけ
内容からしてわかるかもしれませんが、こちらは東日本大震災が起きた後、ボランティアの意味合いもあって執筆した描き下ろし作品。短編にあまり挑戦したことのない皆麻としては初の試みでもあり、自分で思った事もあるので、すごく書きやすかったのを覚えています。
そのため、本編内に出てくる救援物資を運ぶトラックなどは震災の当日に私自身も見た事。体験した事を元に描いています。当時は会社で多くのトラックが出入りする会社に勤めていたため、地震が起きた際はトラックがおきあがりこぼしのように普通に揺れて、今にも事務所に倒れてきそうなくらい揺れていたのをよく覚えています。
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