そうだ、コンビニ行こう――。

ジャンクと分かっているけれど、抗えない魅力がある。
そんなジャンクフードたちをこれでもかと素敵に飯テロしてくる小説ですなにこれ怖い。

妖精さんにほっこりして。
主人公の食欲に共感して。
そして何より、今にも目の前で湯気立つ姿が浮かぶようなジャンクたちの描写にとてつもなくお腹が空いてくる。

読者は否応なしによだれを飲み込み、財布を掴んで外に出掛けたくなること請け合いである。
鬼かき揚げ天ぷらうどん+からあげクンレッドや焼そばバゴォーンのわかめスープなんて、カロリーのことを考えると確実に止めた方がいいんでしょうけどでもやりたくてしょうがない。
というような苦しみに悶絶することでしょう。


恐ろしい小説を読んでしまった……!
これは。もっと他の人にも感染させるべき!

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