このさりげなさが魅力

ジャンクフードを食べると、たまに妖精がひょっこり現れますよね?
そんなごくありきたりな日常を描いた作品です。
多くの人がそうだと思いますが、この作者も妖精なんてどうでもいい、それよりも早くジャンクフードを食べたいってタイプのようで、妖精の扱いは結構おざなり。代わりにジャンクフードへの深い愛情を、その文章表現から感じられます。
ああ、イカ焼きそば、食べたいなぁ。


なんてレビューを書いてしまうぐらい、妖精という存在をごく当たり前に描くそのさりげなさが魅力ですね、これ。
ジャンクフードのようにクセになる作風です。

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