世界を望めば、世界は我が手の中に

作者 笛吹ヒサコ

この物語は、世界の果てまで広がっている。

  • ★★★ Excellent!!!

どこまでも広がる、竜と人間の住まう奥深い世界。
そこに息づく、血の通った登場人物たち……。

海外児童文学系のファンタジー好きな人には、たまらないお話。
ボリュームのある分量ながら、魅力的な世界とキャラクター、次第に明らかになっていく秘密に、いつしか目が離せなくなる。

個性豊かなキャラクターたちが、鮮やかに物語を盛り上げ牽引していきます。
読み進めていけば、きっとあなたの推し竜が見つかるはず。
因みに私の推しは、フィオと花婿と小閃光のロイドです。(多い)

ほら、竜族にはこういう二つ名がついてたりするんだよ!
絶対好きな人いるでしょ!?
竜族の暮らしてる場所も「星辰の湖」とか「玲瓏の岩窟」とか、なにそれカッコ良すぎない???
滾りすぎない!?!?!?

……と、ホント、ファンタジー好きには端々の設定までもがたまらないのですよ。


とにかく世界観といいキャラクターといい関係性といい、世界の謎やひしめく歪な問題といい、あらゆる見所たくさんの魅力ある作品です。
読み出せば、その向こうに広がる清涼な風の吹きしく世界に心惹かれてやまないはず。



正直。この物語は好きすぎて、どうレビューを書き連ねて良いのか悩むばかりです。
ただ率直な感想を述べるなら。
こうして最新話まで読み進め。彼らと共に、彼らと世界の行き着く先を見届けることができるのが、とんでもなく嬉しく思うのです。

そこのあなたも、まだ間に合います。
そしてあなたも、いずれ神話となるこのお話を継ぐ語り部となるのです……

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