一緒に下校?
「あの.....」
と声をかけられその少女の方を向くと中等部の制服を着ていたので中等部の子なのだろう、背丈は俺よりも少し低いくらいか?髪をサイドテールで結んでいる可愛らしい子だ
「大丈夫だった?」
「あ、はいっ!!大丈夫です。助かりました!!」
「それなら良かった....」
「家ってこの近くなんですか?」
「そうですけど....」
「なら途中まで一緒していいですか!?」
「別にいいけど....さっきみたいな事があったら危ないし送って行くよ?」
「いいんですか?....それじゃあよろしくお願いします!」
一緒に帰る事になったので、ついでに家まで送って行く事にした。
家まで送って行くついでに自己紹介をした。
「私、伏見 未留ふしみ みるって言います」
「伏見さん....でいいのかな?私は、石井真白と言います。髪の色が白いから真白って呼んで貰った方が覚えやすいと思います」
「では私は、真白先輩と呼ばせていただきますね!私の事は、未留って呼んで下さい!!」
「よ、よろしく?未留さん」
と言うと少し不満そうな顔をしつつも妥協してくれたようだ....呼び捨てが良かったのか?とは、思ったものの初対面で呼び捨てにするのは違和感があるのでさん付けで呼ぶことにした。
暫く歩くと「あそこが私の家です!!」と言いそちらを見てみると、周りが塀で囲まれ、その奥でそびえ立つお屋敷?が建っていた....
何故かそのまま家にお邪魔することになった.....
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