1学期
入学式?自己紹介?
受験が終わり俺は見事合格した.....そして今日から入学式だ、俺は制服に着替え家を後にした今は母さんの家で生活しているって言っても2年くらい前までは一緒に暮らしていたので不自由は何にもない唯一あるとすれば着る服が全て女もののひらひらした服しかないということだけだ....いつになっても慣れない特に変わったことも無い、あるとすればこの前生理が来て一日中ぐったりしていたくらいだ、生理が来たことでとうとう女の子になったんだなって改めて感じた。
学園に着くと中等部の新入生達が嬉しそうにはしゃいでいる姿が目に入る....校門を抜け、俺は足早に歩いて体育館に向かった....
入学式が始まり、恒例の校長の長い話を聞き終えて、生徒会長挨拶になった、
「ーーー在校生代表、石井 霧依」
「はい!!」
........へ?
その後もいろいろな話が有ったが全然耳に入らなかった....
入学式が終わり、自分のクラスに向かった(合格発表の時に知った)教室に入るとみんなの視線がこっちを向いて止まった....やっぱり目立つよな.....俺は面倒事が無いようにと祈っていると先生が入って来た
「よーし、今日は、編入生もいるからな出席番号順で自己紹介をしろ」
俺は、石井なので最初の方だ....
「次は....編入生か...
「はい.....今年編入してきました
無難な挨拶だよな....
そう思いながら席を座った。
自己紹介が終わり連絡事項などを聞いて今日は解散となった.....机に座って帰る準備をしていると
「真白さん」
と声をかけられたそちらを向くとクラスの女子達がいた
俺は面倒だと思いつつその後女子達に質問攻めを食らった
どうして女子ってお喋りとかが好きなんだろうか?
家に帰ると妹が笑顔で迎えてきてくれた
「お兄ちゃん、どうだった?」
「おまえって生徒会長だったんだな.....」
素直に感心する、確かに美人だから人気もあるだろうなと思う。
「そうでしょ〜」
えっへんと胸を張る霧依.....意外に胸がある.....
「お兄ちゃん今胸見たでしょ」
「.......すいません」
「まあ、いまは女の子同士だし見られても困らないんだけどね」
.........それでいいのか?
今日は、特にやる事も無かったので早めに寝た.....
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